【岡山の探偵事務所】浮気調査で違法な行動は？自分で調査せず探偵に依頼を

「プライバシーを侵害する行為」は違法

浮気調査において、まず気を付けなくてはならない違法行為は、プライバシーを侵害する行為です。

婚姻関係である夫婦であっても、個人のプライバシーは保護されなくてはいけません。

具体的に違法行為となりやすいケースについて、以下で整理します。

• スマートフォンやパソコン等ののぞき見
  まず気を付けたいのが、スマートフォンやパソコンなどののぞき見です。

  SNSやメール、その他の保存されているデータには、不貞行為を証明する有力な証拠が含まれている可能性が高いと考えられます。しかし、パスワードを勝手に盗み見て、他人のスマートフォンやパソコンからSNSやメール等にアクセスするのは違法行為です。

  また、他人のスマートフォンやパソコンに監視目的のソフトやアプリをインストールすると、「不正指令電磁的記録共用罪」に該当して違法になってしまいます。同様の理由から、他人宛てに届いた郵便物の中身を見るのも違法です。

  ただし、パスワードのかかっていないスマートフォンやパソコンの画面を見ることや、既に開封された郵便物の中身を見たとしても、違法とはみなされない可能性が高いと言えます。

• ボイスレコーダーやICレコーダー、GPSの使用
  ボイスレコーダーやGPSなどの使用についても、気を付けなくてはなりません。

  パートナーの荷物にボイスレコーダーやGPSを忍ばせたり、相手の所有物である車にGPSを取り付けたりしては違法です。もちろん、不倫・浮気相手の家にICレコーダーやボイスレコーダーを設置するのも、違法になってしまいます。

  ただし夫婦の共有財産である自宅や車、自分自身の所有物である車に取り付けた場合は、違法とはみなされません。

不法侵入も違法行為

不法侵入についても、浮気調査において気を付けたい行動の1つです。

写真撮影のために他人の敷地内に入る、盗聴器やGPSなどを取り付けるために他人の敷地に入ると不法侵入罪になってしまいます。たいしたことではないと考えてしまう方もいるかもしれませんが、「住居不法侵入」は立派な犯罪ですのでご注意ください。

尾行にも注意

不貞行為の現場を押さえるために有効な尾行ですが、婚姻関係がもしなければストーカー規制法や自治体が定める迷惑防止条例に触れてしまう可能性があります。

違法行為を避けるためには探偵への依頼が一番

探偵は公安委員会の許可のもとで「探偵業法」という法律の範囲内で業務を行っており、探偵業法に基づくと以下の行為が合法とされています。

• 聞き込み
• 張り込み
• 尾行

もちろん調査に必要な範囲内で適切な方法で行う必要がありますが、有力な法的証拠をつかむためには探偵への依頼がおすすめです。