【岡山】興信所と警察どちらに人探しをお願いする？両者の違い

探偵と警察の違い

探偵と警察には5つの明確な違いがあります。違いは以下のとおりです。

• 扱う事件の内容
  探偵は民事事件、警察は刑事事件を扱います。警察には民事不介入の原則があるため、民事事件（犯罪ではないトラブル）には対応できません。
• 資格の有無
  警察は公務員であり、試験への合格が必要です。探偵は特別な資格は不要です。
• 捜査権や逮捕権の有無
  警察には必要に応じて強制的な捜査ができる捜査権や、犯罪者を取り締まる逮捕権があります。探偵はあくまで民間人の扱いであり、捜査権・逮捕権はありません。
• 動き始めるタイミング
  探偵は違和感や不自然に気づいたタイミングなど、明確な事件が起こる前でも調査の実施が可能です。警察は原則として、事件が発生したあとや、緊急性が高い場合しか対応できません。
• 報酬の必要性
  警察は公共機関であり税金によって運営されているため、報酬を支払う必要はありません。興信所は民間企業のため、探偵への依頼には報酬の支払いが必要です。

このように探偵と警察には大きな違いがあるため、相談する内容によって適した依頼先が異なります。

人探しはどちらに依頼するべき？

一言で人探しと言っても、内容はさまざまです。探偵と警察の違いや性質を理解し、そのうえで依頼する必要があります。

依頼先の判断は、人命に関わるか、緊急性が高いかを基準にします。

例えば、誘拐や何らかの事件に巻き込まれた可能性が高い場合、依頼先は警察です。犯罪の疑いが強く、行方不明者の生命が脅かされる危険性があるためです。行方不明者が児童であったり、行方不明者の遺書が残されたりしている場合の人探しも、警察に依頼します。

上記以外の人探しは、原則として探偵への依頼が必要です。古い知人と連絡が取れず誰も行方を知らない、成人済みの家族が家出したから探してほしい、などの例が挙げられます。

明確な事件性がない場合、探偵に依頼することになります。

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